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滝上 誠*; 石河 寛昭
Nuclear Instruments and Methods, 159(1), p.139 - 143, 1979/00
本研究は空気発光による新しい線測定について提案したものである。線で空気中の窒素を刺激すると窒素分子の第1電子励起準位から蛍光放出が起こるので、この発光を液体シンチレーション・スペクトロメーターで効果的に測定することができた。本測定法は次のごとき利点を有する。1)空気自体が検出体なので他の検出器は一切不要である。2)線を高い計数効率(~70%)で測定できる。3)出力パルス波高は放射線の種類に依らず、空気中で失うエネルギーだけに比例するので、線や線の空気発光は無視できるために線の弁別測定が可能である。4)窒素分子の発光スペクトル(3,000~4,500は光電子増倍管のspectral response とよく一致するので、希ガス・シンチレーターの場合のような波長変換体を必要としない。